心地よいメロディーと響きオルゴールコンサートの癒しロングライフ芦屋

　爽やかな秋風が吹く10月のある日、ロングライフ芦屋で珍しい演奏のオルゴールコンサートは開催されました。

 

　音を奏でるのは四つのオルゴールたち、本誌前項でも触れましたが、日本オルゴール療法研究所の佐伯吉捷所長によれば、その美しい旋律と響きには心身ともに色々な効果が期待できるそうです。

 

 

　当初、この日は佐伯所長をお招きして日本ロングライフとエルケアで導入する「オルゴール療法」に関するスタッフ向けのセミナーを開催する予定でした。

 

　ところが美しい音色に誘われるかのように、ご入居のお客様が続々と会場にお集まりくださり、セミナーは一転オルゴールコンサートになりました。用意された四つのオルゴールの音色に全員が酔いしれました。

 

　13時開場、満席の中での幕開け一局目は「埴生の宿」でした。戦前から日本でも親しまれているイングランド民謡で現代は Home Sweet Home　ホームスイートホームです。

 

　多くの映画やドラマの挿入歌としても知られている名曲を、ディスクオルゴールが奏でました。続いてヨハンシュトラウスの店曲のワルツ「南国のバラフ」フランツ・リストのピアノ曲ラ「カンパネラ」を小さくて可愛らしいシリンダーオルゴールが演奏「ラ・カンパネラ」では、オルゴールをお客様にお持ちいただき、ひびきを体感していただきました。

 

　佐伯所長の「この響きが脳の中枢に入って、血液の循環を良くします」との話に感嘆の声が上がりました。続く「朧月夜」や「荒城の月」❲では演奏に合わせて一緒に口ずさまれるお客様もいらっしゃいました。

 

　思い出を蘇らせ健康の予防にも期待

 

　次に登場したのは、笛の音がするストリートオルガン、手回し式のオルゴールです。こちらは佐伯所長の実演の後、お客様にも挑戦していただきましたが、男性のお客様も、女性のお客様も、初めてとは思えない演奏ぶりを披露されました。会場からは拍手喝采、佐伯所長も「廻すのは意外と難しいのですが本当にお上手ですね」と感心しきりでした。

 

「エーデルワイス」やクリスマスを先取りしての「きよしこの夜」、更にはモーツァルトの楽曲、最後にはアンコールで「埴生の宿」を聴き、万雷の拍手の中コンサートは終了、感動して「目がウルウルしました」というお客様もおられるほどでした。

 

　オルゴールの効果について佐伯所長は、4つのポイントを挙げ慣られました。一つは昔の思い出を蘇らせること、脳の深いところにこの響きは届くので記憶を呼び覚ましてます。

 

　二つ目は100年前の音楽を今に届けるという音楽文化の伝達。

　三つ目は感性が育てられる点、

　四つ目の最後は、難病をはじめ、病気を改善し、病気の予防をて、健康にも役立つことなのだそうです。

 

　日本ロングライフのホームとヘルケアのデイサービスでは、これからも定期的にオルゴールの魅力をお伝えするコンサートを、開催していきます。お楽しみにしてください。

 

 

　ロングライフ上野芝のホームにオルゴールを置くことになりました。聴いたり、演奏したり、自由にお楽しみいただけます。

 

　ディスクオルゴールアメリカポーター社　優れた演奏機器であると同時に美を求めた最高級の工芸品。演奏レパートリーの多さもポーターの魅力で40 CM 版で600曲、30センチで400曲にも至ります。

 

 

　手回しの動力によりフイゴでパイプに空気を送り込んで演奏するオルゴールです。 送られた空気はミュージックロールの穴を通って笛に伝わり曲を奏でます。サーカスや遊園地で見られるパイプオルガンです。

 

 

　スイスオルゴールの最高級品です。音弁とは、くし歯のことで、音弁をピンで弾くことにより音を出します。72弁オルゴールといえば櫛歯が72本あるオルゴールのことです。

 

　ロングライフ上野芝でもオルゴールコンサートを開催！

　ロングライフ上野芝でのコンサートではホームをはじめグループホームやデイサービス・野ばら保育園からの40名のお客様がお越しになり、美しい音色に魅了されました。(ロングライフ10月冬号に掲載)

「アクセス」

• 東京駅 日本橋口 徒歩８分,丸の内北口 １２分
• 神田駅 南口から高架線路沿いに８分
• 新日本橋駅 ２番出口から４分