赤ちゃんシリーズ(19)生の音のおもちゃが無くなった!

おもちゃくなった

 

 おもちゃから生の音が無くなっています。音楽はCDで、テレビで、スマホもゲームもデジタル音の音楽になりました。

 クリスマスの音楽と感性を和楽器を通して培った日本の伝統音楽を失い、今生の音楽を自動演奏するオルゴールのおもちゃを失い、デジタル音に傾倒しているのです。

 生の音でなければ、脳は育てられない、感性は育たないことが、忘れられています。音楽は氾濫していますが、大切な生の音が、いつのまにか少なくなっています。

 日本は、戦後からオルゴールを作っていて、おもちゃにも生の音が入っていて、生の音楽のおもちゃが普通に聞けたのです。

 その生の美しい音が、デジタル音に取って換わりました。それでは脳が育たない、情緒、感性が育たないのです。

 中国製が100円ショップに出したことから、スイス製の18弁の製造を一斉に辞めた経緯があり、スイスオルゴールのオモチャが世界から姿を消しました。

 音楽人はご自分の演奏に邁進される傍らで、子供たちの音楽教育に、もっと力をいれなければなりません。

 美しさを感じる感性教育は胎教から、思いやりや、親切心や、感謝といった、日本人独特の優れた性質が育くむことが必要なのです。

 美しさを感じる脳の育成は、教育にも大きな影響を及ぼしています。繰り返しますが、世界的な数学の権威の岡清博士は、「美しいと感じるときのみ情緒が育つ、〇✕式の、記憶だけの教育では20歳が限界」と説かれました。

 「音楽を聴いて算数、音楽を聴いて国語、理科社会と感性の器をつくることを推奨されました。情緒は何人も犯しえない器、これなしには教育はありえない」とも説かれました。

 教育の大切さに情緒の器つくりを提唱し、そして現代の教育の根源にこの器がないことを嘆かれました。日本が最も大切にした和楽器による感性の伝承の意義を見直してみませんか。

 胎教から3~4歳まで、そしてリズム感の育つ14歳迄、右脳左脳の20歳までの生育に、胎教から20歳までの節目ふしめの教育に「生の美しい音楽」を失いつつあります。生の音楽のおもちゃを見直しましょう。美しいスイスのオルゴールを聴きましょう!  日本オルゴール療法研究所 所長 佐伯吉捷

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。