20年来のヒノキの花粉症でです。昨年研究所をオープンする3日前から研究所に入りました。奥の施療ホールに真新しいヒノキのベッド4脚が設置されていました。エレベーターの中で既にヒノキの香を感じて身構えました。
毎年、3月から5月がひどく、肌が荒れ、赤い湿疹が出て、鼻水が止まらず、くしゃみがひっきりなし、それをマスクで隠しても、目がかゆく、充血、あるときに、ヒノキの足湯に浸かったところ、靴下が履けないくらい真っ赤に湿疹が出て1分も我慢が出来ませんでした。
ひのき張りのサウナでは、息が出来ず、すぐ出ないと、苦しく1分も持たず、5分は絶対無理でした。そんな状態でしたから、1月7日に研究所に入ったとき、ひどくなる4月ではないのに、その前に起きたので驚き、檜のベッドが4台も有って、店長にとてもここで仕事は無理だと訴えたのです。
『オルゴール療法で花粉症は良くなるから』と説得され、毎日受付の事務をするときに、オルゴールを膝の上で1日中聴いたのです。3月になって、気が付きました。マスクをしているのが苦しく取り外しゆっくり息が出来るようになっていました。奥の療法のホールに行っても大丈夫だったのです。
そのときは、オルゴール療法の即効性を未だ信じることは出来ませんでした。3年はゆうに掛かると思っていましたのに、3か月で療法室に入っても何ともなくなっていました。普通になっていたのですが、以前からのトラウマや恐怖心があって、まだホントに信じ切ることが出来なかったのです。
でも花粉症がひどくなる4月が来ても5月が過ぎても何にも起こりませんでした。こんなことは、ここ20年間起こったことはありません。
今1年が過ぎて、花粉症の為のマスクをせずに、驚いたことに、あのひのきのベッドにも寝られるようになり、自信が出来ました。恐怖心もなくなり、精神的にも強くなったような気持ちがします。毎日の仕事が出来るようになり、お陰様で花粉症から解放されました。有り難いと思っています。
コメント:
オルゴール療法をはじめて、花粉症が2年を超えた例がありません。杉や檜など季節的な要素があり、正確な治癒期間があいまいですが、それでも2年を越えて症状が出ることがありません。
アレルギー体質を根本から改善して、抵抗力を付けるには、脳を正常にすること、その為には脳の生命中枢を正常にすること、脳幹、視床下部のコントロールの力を増すには、自然界のひびきを受け、血流を回復、細胞に栄養素、酸素を届けて臓器を元気にすることです。ひびきの療法が如何に広範囲にからだの不具合を解いているかを、この一例からでも感じて戴きたいのです。