アルツハイマー認知症のさまざまの症状が改善されました

「5年前からアルツハイマーで、うつ状態もあります。

施設に居られたのですが夏頃から進行して食事が口からできなくなり、飲み込むのもしにくくなって入院されました。

3か月経って動くことができなくなって、流動食を口から入れても口を開けない、 飲み込むのも難しくなり医師からは進行を抑える程度で、癒し療法を勧められました。

原因と考えられるのは、5年前股関節に入れてあった人工関節の入れ替え手術をした際、同室の人とトラブルがありました。

退院後衰えを感じていました。4~5年軽快と悪化を繰り返しておられました。

体重が少なくなり、喜んで行っていた施設の方から「歩き方が小股歩きになっておかしい」と指摘され、入浴も不自由になり拒食も始まりました。

3か月で歩けなくなり、今は医療不要と言われていますがだんだん進行しています。

NHKでアルツハイマーにはオルゴールがよいと言っていましたし親戚も同じようなことを言いますので相談にきましたとのことでした。

 6月1から療法を始められました。ご本人はゼンマイが捲けませんのでご面会の際に聴かせてあげるという程度の使い方でしたが少しずつ効果が出てきました。

2週間経過して、
1.食欲が出てきました。今まで3割程度しか食べなかったのに8割ほど食べられます。

2.身体全体が温かくなって冷たかった足が温かいです。

3.『目を開けている時間が長くなってきた』と介護士さん達も言われます。

4.充分聞き取れませんが、発語が増えてきました。

5.食事の際自分で口を開けます。

6.オルゴールを聴く時間を楽しみにしています。

7.理学療法士さんからも『座位がしっかりとれている』と言われました。

8.6月末に144弁のオルゴールが届きましたので早速使い始めました。

7月22日(約1か月半)経過
1.表情や態度に変化が出てきました。穏やかな表情になり感謝の気持ちを表すようになりました。

2.発語が増えました。

3.食べることに興味が出てきました。

4.目を開けるのが徐々に長くなっています。

5.日によって体調の良い日や芳しくない日がありましたが、オルゴールを始めてから良い方向で安定しています。

6.主治医のお話では『認知症の進行が見受けられていたのがオルゴール療法を始めてからみて、進行はないのではないか』と言われました。今は落ち着いています。

7.手を握ると握り返されます。

8.改善をみて病院の方もオルゴールの効果を認めてくださっています。

9.食事の際口を開けないことがあり心配をしましたが、好きな物の時は口を開けて嫌いな物の時は開けない事が解りました。 また、施設の方もオルゴールでもっと脳幹を刺激できないかと言われて聴き方を変えました。

9月21日
1.今までは動く物を見る際眼球を動かして見ていましたが、最近は頚を動かして見るようになってきました。

2.ミキサー食からゼリー食になりました。

3.施設の方は、「認知症で状況が好転される方はごくわずかですが城さんの場合はオルゴールがよい影響をもたらしているのではないでしょうか?」と言われました。

オルゴールのゼンマイの捲き方を簡単に記したメモを渡しオルゴールの近くに置いていただきました。

早速効果がありました。今までは高価な物を壊すといけないと躊躇されていた方も、これならできますと協力してくださって聴く時間が増えました。

食欲が旺盛になり、座位の時間が増えて6時間ほど車いすに座ったままで居られるようになりました。

「握ったままの左手を無理に開きますと痛いと言います。痛いだけははっきり言います。

少しずつゆっくり開いて半分ほど開いたところで指の間にオルゴールを挟むようにして当てますと気持ちが和らいで痛いとは言いません」と言われますます。

11月30日
1.気分の良い日は介護士さんに「おはよう」と言うようになり言葉も増えてこられたそうです。「おはよう」「痛い」「おいしい」ははっきり伝わります。

2.眼がぱっちりと開き瞳がキラキラと輝いて、眼に力強さを感じられます。

12月23日
1.12月になって気分の優れない日が2~3日続きました。車いすに座っていて身体を揺することが数回ありました。

これは何もしていないときに起こりやすい「振戦」で認知症の症状であると言われました。

以前からあり今はひどい状態ではないので心配は要らないと言われました。

2.施設の方からお正月期間のうちいつか一時帰宅の許可が出ました。

自宅に帰られると非常に楽しみにされました。

2009年1月29日
1.お正月2日には1年6か月ぶりに帰宅して家族とのふれあいで気分も優れ、言葉もよく出ましたと喜ばれました。

2.12月に気分が優れなかったのは、2月上旬に施設を変わることになり検査や手続きでお忙しかった為と解りました。

3.気分の良い日が続き食事や水分もよくとれています。顔の表情も穏やかですとご家族も喜んでおられます。

オルゴールを聴くと毎年は冷えていた手足が温かく血行改善ができていると感じておられます。

4.今度替わる施設の方が面談に来られてオルゴールに興味を示され転居後も引き続きオルゴール療法を続けられることになりました。<

3月3日
1.転居後当初は良かったのですが、2週間目頃から食事や水分摂取が十分できなくなり原因を追及されました。

環境の変化が大きく影響しているようで、同じフロアー内の方の言動が気になる、職員とのコミュニケーション不足、等が考えられると言うことです。

施設の方がオルゴール療法の資料があれば送って欲しいと言われています。オルゴールを聴く時間は増えているようです。

4月1日
1.転居後しばらく休んでいたリハビリが3月21日から再開され、担当の理学療法士さんはオルゴール療法をご存知で併用してくださっています。

2.食事や水分摂取が少なく、少しの環境の変化で影響を受けやすいとのことです。

血液検査の結果、胆道炎の疑いがあり3か月ほど経過を見るということです。

3.今年の冬は身体のどの部分に触れても冷たさを感じませんでした。左側の額に血管が2~3本浮き出ています。

これはよいことなのか心配なことなのか解りません
研究所から血流が増えたためと思いますとお返事しました。

4月4日
1.食事、トイレ、移動、入浴など全て全介助の状態です。水分摂取が不足しています。

ゼリー食ですのでこちらからも入るとは思いますが、とにかく不足の状態です。食事はご家族も色々研究されて施設とも協力して工夫されていますが、必要量の半分しか摂取できていないようです。

胆道炎のために効果のあるオルゴールの使い方もしていただいています。

4月25日
1.4月12日から38℃の発熱で水分摂取がほぼ不可能に近い状況になり診察の結果誤嚥性肺炎とのことで入院となりました。

2.昨年の11月頃から発語も減り、目を閉じている時間が長くなり気分的にも優れない様子で認知症が進行して手をつねってみても痛い事が解らなくなっているかもしれないと言われました。

しかし、4月15日転院した日から、眠っている時間以外は目を開けて眼球もしっかり動いて景色や病室の中を見ている。

発語もはっきりしてきたと言っておられます。転院した日から病状がよくなってこられ、オルゴールは色々な職種の方が「これはよい」と言ってくださるとのことです。

5月19日
1.急性期の治療が終わり点滴から中心静脈を使ってカテーテルを入れる手術をすることになりました。手術の2時間前から病室でカノンを枕代わりに、144弁を膝下にするなどリラックスする状態にされました。

手術当日は朝早くからオルゴールをしっかり聴かせてあげてくださいと言われました。

手術中もオルゴールをかけてくださっていましたので部分麻酔はあったとはいえ痛みも伴わず、無事終了されました。

2.職員の方は「この部屋に来るとオルゴールを聴くことが出来るので私達も楽しみです」と言われます。

3.自分の意志でベッドの柵をつかもうとする、手を伸ばそうとするなどの動作が見られます。

また、飲み込む仕草もされます。これは最初の一口二口は良いのですが、集中力が続かないようです。

 

6月20日
1.リハビリ病院へ転院して3日目の5月28日にてんかん発作を起こされました。

平成19年6月に2度発症し、21年5月まで服薬それ以後発作が無かったので薬を止めてみようと言われたところで発作が起こり、服薬継続となりました。

2.現在は座位保持、ストレッチ、身のもみほぐし、病院内外の散歩などの理学療法。作業療法はブラシを使って髪の毛を解く練習、手洗いの訓練、ストレッチ座位保持訓練。言語療法は飲み込み訓練等です。

3.音にはかなり反応が出てきていると言われています。 リハビリで改善される可能性も見受けられると言われています。この施設でも職員の皆さんはオルゴールに興味を持って絶賛しておられます。

4.今回の部屋は、個室でも扉が開けっ放しなので共鳴箱が使えない状態ですので、72弁を枕代わりに約1時間30分、144弁を約1時間使っておられます。

144弁を使っているときは眼もパッチリ開け手を振ったり足を動かしたりされています。

5.理学療法士や言語療法士からのご希望で、リハビリを開始する前の10分間はオルゴールを聴いておられます。オルゴールを使いながらリハビリをすると会話がつながるときがあるとのことです。看護師や介護士の方もオルゴールに興味を持っていらっしゃいます。

7月22日
1.前回の療法日記の翌日に39.4℃の発熱、検査結果肺炎と解りました。 1週間はベッド上でカノンを聴きながら軽いストレッチ程度の運動量でした。

2.7月6日頃から血圧も安定してきましたので、車いすに座り座位保持訓練を再開されました。

手を洗う練習のとき最初水が流れ出るときに驚いた表情をして手を引っ込められましたが、身体をもみほぐすなどしてリラックスできるようにしますと手を出してきて、石けんをつけますとわずかですが手をこするような動作が見受けられました。

3.発語はほとんど無くなりましたが問いかけに対しては、首を振って頷いたりコミュニケーションがとれています。

4.てんかん発作、肺炎など体調変化が出た時期は表情の変化も全くなかったのですが、最近は笑顔をみせるようになってこられたと喜んでいらっしゃいます。

5.体力が回復した7月15日頃から手足がとても温かくなりました。 オルゴール療法を始めてから感じてはおられましたが、今までよりもさらに温かくなっていらっしゃいます。

手を握りますと握り返してこられますし、ポカポカ温かいのも伝わってきます。病院の方からも血行が良くなってきていると 考えられると言われています。

6.理学療法士さんから午後の方が血圧もより安定して意識レベルもより高いと言われています。 午前中はボッとしていたりコミュニケーションのとり辛い時もあるとのことです。

7.食事は1日3回経管チューブで鼻から入れています。昼はゼリー食にしたいが、 3か月以内に2回肺炎を超されましたので、医師が経過を見ておられるとのことです。

8.入浴は機械浴の許可が出ました。これは座位が安定してきたためと言うことらしです。てんかんの発作は薬でコントロールされているようです。

9.今は、72弁のオルゴールを枕代わりに3回から4回、144弁は頭から2メートルくらい離して聴いておられます。

てんかんの発作が出て間もないときですので、刺激が強くなりすぎないように注意していますと言っておられます。

10.オルゴール療法を始めて1年になりますが、医師、看護師、リハビリスタッフの方達も驚かれるようなこともあります。根気良く地道にやる事が大切だと思っています。

兵庫県の70歳代の女性のアルツハイマー型認知症の改善症例です。

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「注」ひびきの療法が全ての症状を改善するものではありません。

自然界の“ひびき”によるオルゴール療法は、脳がコントロールするために心も身体も全身の不調を複数、同時に解くものです。そして、難病を初め、5千名の方の、病状が改善されてきました。その中で、耳鳴りや難聴、関節リウマチやジストニア、橋本病などさまざまの症状を200種を超えています。しかし未だオルゴール療法が触れていない病気も多く、それらを全てに渡って改善する臨床例をもっておりません。脳の自然治癒力が多くの病状を改善する原理は多くの改善症例からみて正しく、確かに手応えを感じて、おすすめしてきましたが、病状の改善に多くの可能性はもっているものの、すべての病状を解くと言い切るには、未だ次期早尚だと考えています。希望を持って取り組まれることを、お勧めしますが、確実性は今の段階で保証できない状況をご理解ください。